ダブリン
(ビジネスワイヤ) — ヘルスケア製品世界的大手のコヴィディエン(NYSE: COV)は本日、2013年度の修正ガイダンスを発表し、今後非継続となることが予定されている事業に関して調整した過去の財務諸表を公開しました。予定されている医薬品事業のスピンオフを反映するためです。調整財務諸表は、2010年度から2012年度までの会計年度と2013年度第1四半期を対象としています。2013年度第2四半期の調整財務諸表は、5月末までに入手可能になります。
コヴィディエンは、予定されている医薬品事業のスピンオフを反映した2013年度の財務ガイダンスを発表しました。このスピンオフは、2013年6月28日の取引終了後に行われる予定です。当社は現在、現行の為替レートを前提として、2013年度の純売上高が4%~5%の増加になると予想しています。売上高については、医療機器部門では2012年度から4%~6%の増加、メディカル・サプライ部門では2012年度から1%~2%の増加と予想しています。一時的項目の影響を除いた営業利益率は、22.0%から22.5%の範囲に入ると予想しています。一時的項目を除いた実効税率の予想は、17.0%から17.5%の範囲です。完全希薄化後ベースでは、平均流通株式数は4億7000万株から4億7500万株の範囲に入ると予想しています。
チャールズ・ドッケンドルフ執行副社長兼最高財務責任者(CFO)は、次のように述べています。「医薬品事業を除いた当社の修正売上高ガイダンスには、年初来の業績と現在の為替レートが反映されています。すべての範囲を狭めることになり、売上高の範囲の減少は主に以前のガイダンスと比べて為替が不利に動いたことが原因です。医療機器税の影響と不利な為替レートの影響を年間換算した結果、2014年度については売上高が改善され、利益成長率も上昇するとの確信を得ています。」
ホセ・E・アルメイダ会長・社長・最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「2011年12月に医薬品事業をスピンオフする計画を発表して以来、非常に大きな前進がありました。医薬品事業は運営を強化し、新製品パイプラインを拡大し、単独の会社としての運営に必要なインフラを構築してきました。このスピンオフにより、両方の事業の柔軟性が高まってそれぞれの成長戦略への集中とその追求が可能になり、また株主には長期的に高い価値をもたらす可能性が生まれると期待しています。」
参考資料は、現在コヴィディエンのウェブサイトの投資家向けセクションでご覧いただけます:http://investor.covidien.com
電話会議とウェブキャストについて
コヴィディエンは、5月6日(月)午前8時00分(東部時間)より投資家向けの電話会議を開催して2013年度の見通しについて説明します。この電話会議には以下の3通りの方法で参加できます。
- コヴィディエンのウェブサイト:http://investor.covidien.com
- 電話:「聴取のみ」の参加者も質疑応答への参加を希望する場合も、米国からのダイヤルイン番号は866-515-2911です。米国以外から参加する場合、ダイヤルイン番号は617-399-5125です。アクセスコードはいずれも10325015です。
- 録音再生:電話会議の録音再生は、2013年5月6日午前10時00分から2013年5月13日午後5時00分まで聴取できます。米国からのダイヤルイン番号は888-286-8010です。米国以外の参加者のダイヤルイン番号は617-801-6888です。録音再生のアクセスコードはいずれも41166732です。
コヴィディエンについて
コヴィディエンはヘルスケア製品の世界的大手企業として、患者転帰改善のための革新的メディカルソリューションを創出し、臨床でのリーダーシップと卓越性によって価値を提供しています。医療機器、医薬品、メディカル・サプライの3領域で、業界をリードする広範な製品ラインの製造、供給、サービスを行っています。当社は2012年度に119億ドルの売上高を上げ、世界70カ国に約4万3000人の従業員を擁し、当社の製品は140を超える国々で販売されています。当社事業の詳細については、www.covidien.comをご覧ください。
非GAAP財務指標
本プレスリリースには、事業成長率、調整粗利益率、調整営業利益、調整1株当たり利益、調整営業利益率、フリーキャッシュフローなどの財務指標が含まれ、これらはいずれも米国証券取引委員会の該当規則および規制では「非GAAP」の財務指標と見なされます。
これらの非GAAP財務指標は、一般に認められた会計原則に沿って作成された財務情報を補足するものであり、当該情報の代わりとなるものではありません。当社の非GAAP指標の定義は、他社の類似した名称の指標とは異なる場合があります。当社が定義するフリーキャッシュフローは、継続事業活動による収入から資本支出を減じた純現金収支です。
本プレスリリースで使用した非GAAP財務指標は、大きく変動する可能性があり、予測が困難なことがある特別項目による調整を行うものです。当社は一般的に、コヴィディエンの過去の営業業績の評価、同業他社の営業業績との比較、経営陣のインセンティブ報酬の決定など、経営陣の財務および事業上の意志決定を円滑に進める目的で、これらの非GAAP財務指標を使用しています。こうした非GAAP財務指標は当社の事業に対する追加的な観点を反映したものであり、GAAPベースの業績やGAAP財務指標に対する調整と同時に検討することで、コヴィディエンの事業に影響を及ぼす要因や傾向をより詳細に把握できるようになっています。
非GAAP財務指標は、当社が報告した営業業績の増減につながる項目の影響を除外しているため、当社経営陣は投資家の方々に対して、当社の連結財務報告、および公式報告書を全体的に確認することを強くお奨めします。非GAAP財務指標とそれに最も直接的に対応するGAAP財務指標との差異調整は、本リリースに付された表に記載されています。
将来見通しに関する記述
本通知に含まれる記述で過去の事実について記述していないものは、1995年米国民事証券訴訟改革法で定義される意味での将来見通しに関する記述を構成する場合があります。そのような将来見通しに関する記述には、予定されている当社の医薬品事業のスピンオフとその取引のタイミングと影響に関する記述が含まれますが、これに限定されません。本通知に含まれる将来見通しに関する記述はいずれも、当社経営陣の現時点における見解と予想に基づいていますが、いくつものリスク、不確実性、および状況の変化の影響を受け、その結果、実際の結果または当社の行動が当該記述によって表明されている、または含意されているものとは大幅に異なるものとなる場合があります。実際の将来の結果が現在の期待と大きく異なる場合の要因としては、効果的に新製品を導入して販売したり技術の進歩に追従したりする当社の能力、少数の大規模な公的ないし私的保険業者の支払い実態、顧客、購入グループ、第三者支払者、および政府組織による経費抑制努力、知的財産権上の紛争、複雑かつ費用のかかる規制(医療における不正および乱用に対する規制および海外腐敗行為防止法を含みます)、製造ないしサプライチェーン上の諸問題や障害、市況商品価格の上昇、コヴィディエンまたはその製品にかかわるリコールや安全警告および否定的報道、製造物責任上の損失およびその他の訴訟による債務、当社事業部門または商品の切り離し、他の会社および事業を対象とする戦略的買収、投資、または提携を実行する当社の能力、競争、米国外で事業を行うことに関連するリスク、外国為替レート、環境修復にかかわる経費、および予定されているスピンオフを阻害する、遅延させる、その条件を変更させる、またはそれにその他の悪影響を与える不測の事態が含まれますが、これらに限定されません。これらおよびその他の要因は、2012年9月28日を末日とする2010年度のフォーム10-K年次報告書および引き続き米国証券取引委員会に提出した書類の中でより詳細に、特定および記述されています。当社は、法律によって要求されている範囲を超えてこれらの将来見通しに関する記述を更新する一切の責務を否認します。
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